この度、第39回日本肥満学会を2018年10月7日(日)・8日(月・祝)の両日、神戸ポートピアホテル・神戸国際会議場において開催することとなりました。
今回のテーマは、「肥満症学-新たなステージへ-」とさせていただきました。肥満症は、日本肥満学会が中心となり2000年に提唱された考え方でありますが、2015年の名古屋宣言を経て、その疾患概念としての重要性が既に広く認識されはじめています。肥満症の克服を課題とし、本学術集会が、肥満症学を更なる高みへと充実・創造していく契機になればと考え今回のテーマを決定させていただきました。肥満症の克服には、医師や研究者のみならず保健師・栄養士・看護師・薬剤師といった多くの職種の連携が不可欠であり、本学術集会においてもさまざまな領域の方に参加いただけるよう企画を準備しています。特別講演や基調講演では、国内外より第一人者をお招きし、肥満症に関する最先端の研究をご講演いただきます。また、今回の学術集会は、Asia-Pacific Diabetes and Obesity Study Group symposium 2018 (APDO symposium 2018) と同時開催することとなりました。肥満症・糖尿病分野におけるアジア・太平洋地域の医師・研究者が一堂に集い、国際色豊かな熱気溢れる学術集会となることを期待しております。
今回の開催日程は、10月7日(日)、8日(月・祝)となります。是非、この機会に、神戸に足をお運びいただき、学会とともに神戸の街や文化を満喫いただければと思います。多くの方々のご参加を心よりお待ちしていたしております。
2017年6月吉日
第39回日本肥満学会
会長 小川 渉
(神戸大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌内科 教授)